夫婦問題に関して精神的なサポートを行うプロ

離婚カウンセラーは、離婚や夫婦問題に悩んでいる人の相談を受け、心の整理や精神的なケアを行う専門家です。
離婚カウンセラーは離婚したい人だけをサポートするわけではありません。
離婚は考えていないけれど夫婦の関係性で悩んでいる人や、離婚危機に直面していて離婚回避したい人の相談にも対応します。
離婚カウンセラーになるために特別な資格は必要ありません。
しかし、離婚に関する知識やカウンセリングの技術が求められるため、開業するには民間資格を取得したり、スクールで学習したりするのがおすすめです。
離婚カウンセラーと夫婦カウンセラーの違い
離婚や夫婦問題について相談できるカウンセラーは、「夫婦カウンセラー」と呼ばれることもあります。
離婚カウンセラーと夫婦カウンセラーに特に違いはありません。
「離婚カウンセラー」と名乗ると「夫婦関係修復には対応していないのではないか?」と誤解されそうな場合には、夫婦カウンセラーと名乗る方法もあります。
どれくらいの収入が得られるの?
離婚カウンセラーは独立開業が基本なので、収入は人それぞれです。
うまくいけば、会社員以上の収入を得ることも可能です。
ゆらこ式カウンセリング講座では、無理なく副業から始めることをおすすめしています。
講座の中で収益シミュレーションを実施し、ご希望に応じた事業計画を立てていただきます。
◆月々の収益モデルの例
【売上】
月10件の単発カウンセリング 12,000円×10件=12万円
月2件のサポート契約受任 88,000円×2件=17.6万円
その他業務(セミナー、執筆、物販など) 4万円
合計 33.6万円
【経費】
HPレンタルサーバー、予約システム、会計ソフト
Zoom・Canva等有料アプリ
書籍、事務用品など
合計 2万円
利益 33.6万円-2万円=31.6万円
具体的にどんな仕事をするの?
離婚カウンセラーの仕事は、主に単発のカウンセリングと継続サポートです。
カウンセリングでは1回90分程度、オンラインや対面により相談者のお話を聞いてアドバイスを行います。
継続サポートでは、カウンセリングを複数回行ったり、LINE・メール等でアドバイスを行ったりして、一定期間継続的なサポートを行います。
離婚カウンセラーが求められる理由
離婚に悩んでいる場合の相談窓口として、弁護士を思いつく人も多いでしょう。
もちろん、弁護士に相談に行った方がいい人もいますが、そうでない人もいます。
弁護士は「離婚するかどうか迷っている」「離婚した方がいいのかわからない」といった段階では、相談にのってくれません。
「自分がどうしたいか」の方針が決まらなければ、弁護士ではどうすることもできないのです。
また、弁護士に依頼できるのは基本的に離婚するための支援で、夫婦関係修復のための支援は依頼できません。
円満調停など法律的な手続きもありますが、夫婦という身近な人間関係の問題は、型にはまった手続きでは解決しにくい側面があります。
そして、離婚に悩んでいる人の多くが、「どこに相談に行ったらよいかわからない」と、一人で悩みを抱えることになってしまっています。
家族や友人に相談しても、結局は「もう一度よく考えてみたら?」「相手とよく話し合ってみたら?」と言われます。
でも、悩んでいる人は、「考えてもわからない」から、「相手と話し合いたくてもできない」から相談しているのです。
なかなか気持ちをわかってもらえず、余計つらい思いをしている人はたくさんいるはずです。
離婚について悩んでいる人が、安心して相談に行ける専門家として、離婚カウンセラーの果たす役割は大きいのです。
離婚カウンセラーが離婚を決めるわけではない
離婚カウンセラーは、「離婚した方がいい」といったアドバイスをするわけではありません。
離婚するかどうかを決めるのは、相談者自身です。
相談者が自分でどうしたらよいかを決められるようサポートするのが離婚カウンセラーの役割です。
「離婚カウンセラーに相談すれば、離婚させられるのではないか?」という心配は無用です。
基本的に相談者の希望に沿ったアドバイスをしますので、夫婦関係修復を希望する人には、そのためにできることをお伝えします。
「ゆらこ式カウンセリング」の特徴
離婚カウンセラーの中には、「離婚はできるだけ避けた方がいい」という前提でアドバイスをする人もいます。
一般的にも、離婚はネガティブな選択肢で、「結婚生活を続けられるなら続けた方がいい」と考える人が多いと思います。
そういった一般常識にもとづいたまっとうなアドバイスも、もちろん合う人はいます。
ゆらこ式では、一般常識よりも、相談者本人の価値観を尊重したアドバイスを行います。
たとえば、一般的に見て離婚しない方が良いと思われる人でも、本人が離婚したいのであれば、本人の選択を応援します。
離婚についてネガティブに捉えることもしません。
離婚はあくまで通過点であって、大切なのは離婚後にどう生きるかです。

相談者のゴールは離婚ではなく、自分らしく生きること。
そのために、離婚が必要であれば離婚すればいいというスタンスで、アドバイスを行います。
弱っている相談者も、元気になれば自分で決断ができるようになります。
ゆらこ式カウンセリングでは、ネガティブな言葉はできるだけ使いません。
相談者の気持ちに共感しつつ、その中から前向きな要素を見つけ出し、相談者にいろいろな気づきを与えます。
泣いていた相談者がやがて笑顔を見せてくれるようになるのは、とても嬉しいものです。
あなたも「ゆらこ式」で、悩んでいる人を元気にしてみませんか?
